天然添加物の保存料

保存料(天然添加物)記事一覧

●物質名 ウド抽出物●用途名 保存料食品の保存性を高める添加物です。ウコギ科ウドの茎、葉からエチルアルコールで抽出しえられる添加物です。有効成分はマグノロールです。マグノロールもくれん科ホオノキに含まれるものです。薬理作用としては、抑制作用として使われています。またこのマグロールはねずみにおいて、抗ストレス潰瘍等が報告されています。また使用制限はとくに設けられていません。人への影響においてですが、...

●物質名 ウド抽出物●用途名 保存料食品の保存性を高める添加物です。ウコギ科ウドの茎、葉からエチルアルコールで抽出しえられる添加物です。有効成分はマグノロールです。マグノロールもくれん科ホオノキに含まれるものです。薬理作用としては、抑制作用として使われています。またこのマグロールはねずみにおいて、抗ストレス潰瘍等が報告されています。また使用制限はとくに設けられていません。人への影響においてですが、...

●物質名 カワラヨモギ抽出物●用途名 保存料すべての食品に保存料として使われる添加物です。原料のカワラヨモギにおいては黄疸症状がでた肝臓病、口内炎、歯肉炎などに飲まれます。キク科カワラヨモギの多年草。夏にから秋にかけて緑色の小さな花が咲き実がなります。そのカワラヨモギをエチルアルコール、エチルアルコール水溶液で抽出される添加物です。また水蒸気蒸留をしても得られます。有効成分はカピレン、カロピン、カ...

● 物質名 酵素分解ハトムギ抽出物● 用途名 保存料酵素分解ハトムギ抽出物は保存料として使われています。ハトムギの種子を、加熱した水で抽出しアミラーゼという酵素分解した後エチルアルコール通称エタノールで処理して作られています。主成分はグルコースを構成する糖とするオリゴ糖です。簡略名はハトムギエキスといいます。使われているハトムギですが中国南部からインドシナ半島、熱帯アジア原産で、古くに渡来した植物...

● 物質名 しらこたん白抽出物● 用途名 保存料しらこたん白抽出物は保存料として使われていますが、特に耐熱性芽胞菌に対して抑制作用があります。そして熱に安定です。主に使われているものに水産練り製品やデンプン系の食品などがあげられます。形状は白色の粉末で匂いはありません。アイナメ科アイナメ、サケ科カラフトマス、サケ科ベニサケ、サバ科カツオニシン科の精巣から取り出されるアルカリ性たんぱく質を分解、中和...

● 物質名 ツヤプリシン● 用途名 保存料ツヤプリシンは保存料として使われています。主に、菓子類、麺類生鮮食品などに含まれます。ヒノキ科ヒバの幹枝や根からアルカリ性水溶液とヘキサンで抽出したものです。有効成分は、ツヤプリシン類です。別名、簡略名はヒノキチオールといいます。ヒノキチオールの名前はタイワンヒノキから由来しています。1930年代に野副鉄男氏が発見したものです。人への影響ですが、ねずみを使...

● 物質名 ペクチン分解物● 用途名 保存料ペクチン分解物は保存料として使われています。主に肉漬け込み液イカ塩辛、めんつゆ、カスタードクリーム、各種たれなどに添加されています。柑橘系の果皮から抽出されたもの(ペクチン)を酵素分解したものがペクチン分解物です。成分は、ガラクツロン酸と中性糖で構成されたオリゴ糖です。ペクチン分解物の人への危険度ですが、他の保存料と比べてみて平均的な危険度の高さといえま...

● 物質名 オオノキ抽出物● 用途名 保存料ホオノキ抽出物は保存料として使われています。モクレン科ホオノキの樹皮から、エチルアルコールを抽出して得られたものです。主成分はマグノロールといわれるものです。主成分のマグノロールは薬理作用として中枢抑制作用が知られているほかねずみの実験では、抗ストレス潰瘍、胃粘膜出血阻止作用が報告されています。又マグノロールはウド抽出物の主成分でもあります。簡略名はホオ...

● 物質名 ε−ポリリジン● 用途名 保存料ε−ポリリジンは主に保存料として使われています。主にデンプン系の食品に添加されています。水に溶けやすく熱に強い物質です。細菌の増殖を抑制しますがカビへの効果は低いとされています。放射線の培養液からイオン交換樹脂を用いて吸着、分離して得られます。主成分はε−ポリリジンです。シラコタン白という保存料と並んで使われる頻度が高い添加物といえます。簡略名はポリリジ...

● 物質名 レンギョウ抽出物● 用途名 保存料レンギョウ抽出物は保存料として使われています。モクセイ科シナレンギョウ、モクセイ科レンギョウの果実からエチルアルコールで抽出したものがレンギョウ抽出物です。主成分はフィリリンといいます。シナレンギョウは1923年に渡来してきた中国原産の植物です。黄色の花を咲かせる落葉低木です。人への影響ですが、他の保存料と比べて平均的な危険度の高さと言いえます。抽出物...

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