私たちの生活と食品添加物
私たちは毎日食品を摂取し、それと同時にたくさんの食品添加物も摂取しています。
例えば、ソーセージ。
パリッと歯ごたえがあり、食欲をそそる風味が口いっぱいに広がりますね。
しかも賞味期限は、1ヶ月以上と日持ちがして便利です。
このように、食品を美味しく、より便利にするのは食品添加物のおかげなのです。
今や食品添加物は、私たちの生活から切っても切り離せないものになりました。
しかしそれと同時に、安全性について問題になっています。
食品には、多くの添加物が含まれていますが、その危険性や実態を理解している消費者は、少ないように感じます。
あなたは、危険に気が付かずに毎日それらを摂取しているのです。
とても恐ろしい話ですよね。
食品添加物の一部は、強い毒性もつことが実験で証明されています。
先ほど例に挙げたソーセージには、色の黒ずみを防ぐ、発色剤の亜硝酸ナトリウムが使われています。
ラット(実験用の白ねずみ)の亜硝酸ナトリウムの致死量は、体重1kgあたり0.077g(経口投与した場合)
です。
人間の推定致死量は、わずか0.18g〜2.5gで、ほぼ青酸カリ並の毒性です。
食品添加物は、明らかに「毒物」といえますよね。
子供が大好きなソーセージ、お弁当の定番メニューですよね。
あなたは、子供の喜ぶ顔を代償に、毎日少量の毒物を彼らに与えているのです。
買い物をする時、ぜひ買う食品の裏面を見てください。
あなたが聞いたことのないような化学物質が、いくつも書かれていて恐ろしくなると思います。
食品添加物は、使用量を考慮すれば、毒性の発揮は軽減されるため、使用が認められています。
とはいっても、私たちは食品添加物の入った食品を、毎日摂取しているわけですから、人体の影響が懸念されています。
また、食品添加物の中には、安全性が確立していないものもたくさんあります。
こうした状況の中で、私たちはどのように健康を守ることができるのでしょうか。
それは、安全性の確立していない食品添加物を含む食品を買わないようにすることです。
食品添加物が浸透している現代では、自分の健康は自分で守っていくしかありません。
その為には、まずよく食べる食品に入っている食品添加物の毒性について知識を深めることが大切です。