合成添加物
皆さんは、「合成添加物」と聞くと、「危険」と感じませんか?
実際、発がん性、環境ホルモンや胎児への影響などの問題点を持つものは少なくありません。
合成添加物とは、人間が合成した化学物質のことをいいます。
色や味を人間が、化学技術を駆使して作り出すのです。
すごい反面、とても恐ろしい話ですよね。
しかし、合成添加物の中には、食品に含まれる成分を合成した化学物質があります。
例えば、ビタミンC、クエン酸やβ-カロチンなどです。
これらの成分は、野菜や果物に含まれ、食品から摂取できるものです。
したがって大量に摂取しない限り、安全であるといえます。
サプリメントで摂取している人も多いかと思いますが、わたしもサプリメントを摂取する一人です。
サプリメントは人間が作り出した「合成添加物」なのです。
問題なのは、自然界にはない成分を合成した化学物質です。
代表的なものは、タール色素(赤色2号、青色2号など)や防カビ剤のTBZ(チアベンダゾール)です。
これらの合成添加物は、人間の体内に蓄積されたり、消化されないものが数多くあります。
自然界にはないものですから、当然、人間の体に影響がないわけがありません。
発がん性、アレルギーや胎児に障害をもたらすなど、人間の細胞や遺伝子に害を及ぼします。
ちなみに、TBZは海外から輸入されるオレンジやバナナなどにかけられています。
無論、私はそういった果物を食べるときには、皮を洗浄してから剥くようにしています。
また、合成添加物の中には、石油を原料にしているものもあります。
タール色素(赤色2号、青色2号など)は約20品目ありますが、これらは全て石油から作られています。
その他にも、約20品目が石油を利用して作られています。
石油から添加物が作られるなんてすごいですよね。
全ての企業ではありませんが、劣悪な企業は工場の廃油を利用しています。
もちろん、廃油を全て利用しているのではなく、必要な成分だけを利用しています。
でも、そんな食品添加物が入っている食品は、口にしたくないですよね。
私は、絶対口にしたくはありません。
合成添加物は、大量生産できて、なおかつ原価が安いことから大量に使用されています。
ですから毎日の食生活で、このような合成添加物を含む食品を摂取するのは避けるべきです。