● 物質名 アルギン酸ナトリウム● 用途名 糊料主にアイスクリーム、ゼリー、ジャムなどの増粘剤、安定剤、ゲル化剤として使われています。食品の滑らかさやトロミを出すには欠かせない添加物です。アルギン酸ナトリウムは主に海藻に含まれている多糖類です。その多糖類にナトリウムをくっつけたものがこの糊料です。白色またはうすい黄色の粉末状です。人への影響は元々が海藻に含まれている成分なので、ナトリウムとくっ...
糊料記事一覧
●物質名 アルギン酸プロピレングリコールエステル●用途名 糊料乳酸飲料、果実飲料の糊料、乳化安定剤として用いられています。またシロップなどの増粘剤、および分散剤としても使われています。元々アルギン酸ナトリウムの用途範囲が酸性に弱い、という点から使用範囲が限られてしまうためにこの問題をアメリカの企業が改善しアルギン酸プロピレングリコールエステルが生まれました。簡略名はアルギン酸エステルといわれていま...
主にアイスクリーム、ゼリー、食肉製品、などの安定剤、乳化剤、強化剤として使われています。カゼインは、牛乳に含まれるたんぱく質の80%を占めています。またカルシウム、さらにリン酸カルシウムとくっついて存在しています。牛乳が白く見えるというのもこのことから来ています。またカゼインは加工すると熱可塑性のプラスチックにもなりこれをカゼインプラスチックと呼び工業的に利用されています。牛乳を飲んでアレルギーを...
●物質名 カゼインナトリウム●用途名 糊料アイスクリーム、 ゼリー、食肉製品、麺類などに安定剤、乳化剤として使われています。カゼインナトリウムはカゼインとナトリウムがくっついた添加物で水に溶けやすいという性質を持っているためカゼインよりも使用範囲が広いというのが特徴です。原料のカゼインにナトリウムがくっついただけなので主だった性質はカゼインと変わりません。人への影響ですが、カゼインよりも服用の危険...
●物質名 カルボキシメチルセルロースナトリウム●用途名 糊料粘性、保護コロイド性、被膜形成性などがあるため、主にアイスクリーム、ジャム、クリーム、ケチャップやソースなどに添加される添加物です。また食品以外では歯磨き粉の粘結剤として使われていて、口臭の予防にも効くといわれています。1918年にドイツの学者がカルボキシメチルセルロースナトリウムを植物に含まれるセルロースを原料とし、水酸化ナトリウムなど...
●物質名 カルボキシメチルセルロースカルシウム●用途名 糊料固形スープ、固形調味料などの食品が溶けるのを促進させるために使用する添加物です。木材パイプに水酸化ナトリウムなどを反応させて化学合成したものをカルボキシメチルセルロースカルシウムといいます。他の糊料みたく、乳化安定性や増粘性は持ち合わせていません。また使用制限が用いられていますが、制限量についてはカルボキシメチルセルロースナトリウムと同じ...
●物質名 デンプンリン酸エステルナトリウム●用途名 糊料粘性、分散性、老化防止作用などを期待できるためプディング、小麦粉製品、かまぼこなどに使用されています。またかまぼこに添加した場合コシが強くなります。デンプンリン酸エステルナトリウムの製造方法は、コーンやジャガイモから得られるデンプンを加工し作られます。この添加物には使用制限が設けられており、カルボキシメチルセルロースナトリウムと同じく2%とな...
●物質名 ポリアクリル酸ナトリウム●用途名 糊料パン、ケーキ、麺類、ソース、マヨネーズなどの多くの食品に対して食感や風味の向上、鮮度維持、濃厚味の付与、分散、安定などの目的で使われています。この添加物は非常に粘性が強く、他の糊料添加物の約10倍もの粘性を持ち合わせているといわれています。そのため添加量自体は少なくてすむという利点があります。この添加物の使用制限は0.20%と定められています。またこ...
●物質名 メチルセルロース●用途名 糊料アイスクリーム、サラダドレッシング、パン、マヨネーズなどの乳化剤、安定剤、保水剤として使われています。また個々の使い方の例としてはアイスクリームやサラダドレッシングには安定剤、パンには老化防止剤、表面の均質化、そしてみかんの缶詰には、白濁防止剤として使われています。食品以外では、医薬品、化粧品、塗料、農薬などにも使用されています。メチルセルロースは体内では消...