食品添加物

物質名表示がなされている添加物

食品添加物の中には、用途名のほかに、化学物質名を表示する義務を有するものがあります。

 

食品の裏面にある表示で、「着色料(赤色2号)」のようなものを見た人がいると思います。

 

項目は次の8個ですが、これは合成添加物と天然添加物の両方に義務付けられています。

 

1.着色料

 

 本来の食品の色は、維持が難しいので加工の段階で着色します。

 

 食品を美味しく、鮮やかに見せるために使用します。

 

 合成着色料と天然着色料の二つに分けられます。

 

 合成着色料には、赤色102号や青色2号などがあります。

 

 天然着色料には、オレンジ色素やカカオ色素などがあります。

 

2.防カビ剤

 

 レモンやバナナなどの輸入果物に使用されます。

 

 腐敗を防いだり、カビの発生を防ぎます。

 

 OPP(オルトフェニルフェノール)やTBZ(チアベンダゾール)には、発がん性や遺伝子を損傷させる可能  性があります。

 

3.甘味料

 

 食品に甘みをつけるために使用されます。

 

 キシリトール、サッカリンやスクラロースやチクロなどがあります。

 

 チクロは発がん性の危険性が発覚して、1969年に使用禁止になりました。

 

4.漂白剤

 

 食品を漂白するために使われます。

 

 亜硫酸ナトリウムや過酸化水素などがあり、強い毒性を持ちます。

 

 卵の殻、ぶどうやカズノコなどに使用されています。

 

5.保存料

 

 食品の腐敗を防ぐために使用されます。

 

 カビや細菌を殺し、増殖を抑える作用がありますが、人間に害を与える危険性が高いものです。

 

 合成保存料と天然保存料の二つに分けられます。

 

 合成保存料には、ソルビン酸や安息香酸などがあり、練り製品や清涼飲料水に使用されています。

 

 天然保存料には、ポリリジンやエゴノキ抽出物などがあり、合成保存料と用途はほぼ同じです。

 

6.発色剤

 

 加工肉や魚卵の変色を防ぎ、細菌の増殖を抑えるために使用されます。

 

 亜硝酸ナトリウムや硝酸ナトリウムなどがあり、ソーセージやタラコに使用されています。

 

7.酸化防止剤

 

 食品の酸化は酸化されると、味が落ちて色が悪くなります。

 

 それを防ぐために使用されます。

 

 エリソルビン酸やビタミンC、Eなどがあります。

 

 食肉製品やジャムなどに使用されています。

 

8.糊料

 

 ゲル化剤や増粘剤とも言われています。

 

 食品に粘り気をつけるために使用されます。

 

 カゼインやアルギン酸ナトリウムなどがあり、アイスクリームやジャムに使用されています。