防カビ剤について

防カビ剤記事一覧

●物質名 OPP、OPP-Na●用途名 防カビ剤スーパーへ買い物に行ったとき、色とりどりの果物を目にしますね。その中には、海外から輸入された果物が数多くあります。OPP(オルトフェニルフェノール)は、アメリカから輸入される、かんきつ類の表面に塗布されています。輸送の途中で、果物が腐敗して、駄目になってしまうのを防ぐためです。かんきつ類以外での使用は認められていません。OPPは、日本で農薬としての使...

●物質名 TBZ●用途名 防カビ剤TBZ(チアベンダゾール)は、アメリカから輸入される、かんきつ類の表面に塗布されています。輸送の途中で、果物が腐敗して、駄目になってしまうのを防ぐためです。農薬の一種で、人間の致死量は、約20g〜30gです。日本では、甜菜のカッパン病(葉に斑点ができる病気)やかんきつ類に使用されています。1978年に食品添加物として使用が認められました。日本では農薬としてTBZの...

●物質名 ジフェニル●用途名 防カビ剤ジフェニルは、アメリカから輸入される、オレンジやレモンなどのかんきつ類に使用されています。かんきつ類以外での使用は認められていません。輸送の途中で、カビが発生したり、腐敗するのを防ぐために使用されています。OPPやTBZなどの防カビ剤の中で、毒性が弱いとされています。最近では、ジフェニルに耐性のある菌が発見され、使用は減少しています。またジフェニルは、果物に直...

●物質名 イマザリル●用途名 防カビ剤イマザリルは、アメリカから輸入される、オレンジやレモンなどのかんきつ類やバナナなどに使用されています。輸送の途中で、果物が腐敗して、駄目になってしまうのを防ぐためです。使用限度が定められており、かんきつ類は1kgに対して0.0050gで、バナナは1kgに対して0.0020gです。人体への影響は、発がん性の可能性があり、急性毒性は劇物並みに強いことが懸念されてい...

page top