食品添加物

知っておきたい用語1

●発がん性試験

 

 食品添加物に、がんを発生させる作用があるかを調べる実験です。
 ラットやマウスなどの実験動物に、長期間または生を終えるまで、食品添加物を摂取させ続ける。
 がんが発生したら、その食品添加物には、発がん性があると判断されます。

 

●変異原性

 

 変異原性とは、遺伝子に異常を及ぼす毒性をいいます。
 変異原性と発がん性には、深い関わりがあると考えられています。

 

●染色体異常試験

 

 染色体に異常のある細胞がどれだけ発生するかを調べる試験です。
 人間や動物の細胞を使って行います。
 異常のある染色体は、交換型と切断型に分別されます。
 がんの発生と交換型は、深く関わっていると考えられます。 

 

●遺伝子突然変異試験

 

 遺伝子突然変異実験とは、エイムズ法とも呼ばれており、突然変異を引き起こすかどうかを調べる試験です。
 特定のアミノ酸を合成できないサルモネラ菌を使用します。
 判断基準は、そのサルモネラ菌を食品添加物に接触させます。
 特定のアミノ酸を合成をして、菌が増殖するかで判断します。

 

●マウス小核試験

 

 食品添加物が、染色体に影響を及ぼすかを調べる試験です。
 赤血球は、染色体異常が起こると、小さな核をつくります。
 試験にはマウスが使われます。

 

 この試験は、染色体異常試験や遺伝子突然変異試験で異常が見られたときに行います。

 

●DNA修復試験

 

 DNAに危害を及ぼすかを調べる試験です。
 DNA修復能力のある枯草菌と能力のない枯草菌に食品添加物を接触させます。
 そして、その差で判断します。

 

●急性毒性

 

 摂取して、すぐに症状を起こす毒性のことをいいます。
  マウスやラットなどの実験動物を用いて調査します。
  急性毒性は、一般的に投与量が少ないものほど強いです。

 

●慢性毒性

 

 慢性毒性の症状としては、臓器の未発達や肥大、異常行動、臓器に現れた異常などです。