三二酸化鉄
●物質名 三二酸化鉄
●用途名 着色料
三二酸化鉄は、バナナやコンニャク使用される着色料です。
別名、酸化鉄ともいいます。
滋賀県の近江八幡地方に赤コンニャクという、特産物に使用されています。
赤コンニャクの歴史は古く、織田信長の時代から存在しています。
織田信長が、派手好きであったために、コンニャクを赤色にしたのが、赤コンニャクの始まりです。
そのため三二酸化鉄も、歴史の長い着色料といえます。
コンニャクには、この赤コンニャクにしか使用されていません。
バナナには、バナナ本体に赤色を着けるために使用するのではなく、市場に出るまでの処理の工程で印をつけるために使用されます。
人体への影響は、実験のデータはありませんが、酸化した鉄であるため、毒性はないといわれています。