赤色105号
●物質名 赤色105号
●用途名 着色料
赤色105号は、和菓子、焼き菓子、ソーセージやかまぼこに使用される着色料の一つです。
特徴的な性質として、熱に強いことが挙げられます。
そのため、焼き菓子や発酵食品によく使用されます
別名、ローズベンガル、食用赤色105号といい、タール色素の一つです。
使用制限が定められており、「カステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょうゆ、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む)、野菜およびわかめ類には使用してはならない」です。
人体への影響は、海外で動物実験により遺伝子損傷を起こす可能性が確認されています。
そのため、海外では使用が認められていない国があります。
日本では安全性が確認されているとして使用されています。
しかし、動物実験により肝臓や甲状腺異常を起こす可能性が確認されました。
ちなみに、人間に対する致死量は、約500gです。
赤色105号は、サクランボに赤色3号と一緒に使用されています。
赤色3号は、発がん性の疑いがある着色料の一つです。
子供たちが好きなサクランボに、このような危険を及ぼす着色料が二つも使用されているのです。
子供たちを食の危険から守るためにも、ぜひ摂取を控えさせてあげてください。