食品添加物

プロピオン酸ナトリウム

●物質名 プロピオン酸ナトリウム

 

●用途名 保存料

 

プロピオン酸ナトリウムは、パンやチーズに使用されている保存料の一つです。

 

カビや細菌の繁殖を抑制し、食品の品質を維持します。

 

プロピオン酸ナトリウムは白色の結晶で、プロピオン酸を水酸化ナトリウムで中和したときにできる化学物質です。
また、微生物が代謝したときにできる物質で、みそやチーズなどの発酵食品に含まれています。

 

使用限度が設定されています。
パンや洋菓子に対しては0.25%、チーズに対しては0.3%です。
これは、プロピオン酸としての量です。

 

人体への影響は、様々な動物実験が行われましたが、人間に悪影響を及ぼす結果は、確認されていません。

 

しかし、多量に摂取すれば、毒性を発揮します。
人間に対する致死量は、20〜30gですが、急性毒性が強いとされています。

 

しかしプロピオン酸ナトリウムは、保存料の中では使用頻度が低く、ほとんど使用されていません。

 

したがって、普段の食事でプロピオン酸ナトリウムを、多量に摂取する心配はないと思いますが、急性毒性の強いので、注意しておきたい食品添加物の一つです。