クチナシ青色素
●物質名 クチナシ青色素
●用途名 着色料
主に冷菓、ガム、シロップ、茶そば、乾めん、リキュール、
飲料などを青く着色するために使われています。
アカネ科クチナシの果実から、加熱した水で抽出したイリドイド
配糖体とタンパク質分解物にグルコシターゼを添加、分解して作
られています。元々中南米のクチナシは古くから青く染める着色
の目的を果たしていましたが、日本原産のクチナシにも同じ効果が
認められ開発されました。
人への影響・危険性ですが、ねずみを使った実験で、体重1s当た
り11.25ml投与したが死亡したねずみは報告されませんでした。
しかしクチナシ青色素のアルテミア・サリーナに対する致死量が高い
致死量を示したことにより今後のクチナシ青色素の安全性を考え直さ
なければならないでしょう。