ペカンナッツ色素
●物質名 ペカンナッツ色素
●用途名 着色料
ペカンナッツ色素は、褐色に着色する目的で使われています。
クルミ科ピーカンの果皮や渋皮から、加熱した水、エタノール溶液で
抽出して作られています。またその他の方法としては、加熱した酸性
水溶液で抽出、中和して作られています。
クルミ科ピーカンとはクルミ科の落葉高木、およびその種実です。
アメリカ中西部、ミシシッピ川流域からメキシコが原産地とされて
います。日本では、九州が有名ですが、自生もされている植物です。
9-10月ごろには果実が成熟します。またこの種は、ナッツ類でもっとも
脂肪が多いとされ、別名がバターの木と称されています。
主色素はフラボノイドです。
別名は、ピーカンナッツ色素、簡略名は、フラボノイド、フラボノイド色素
と呼ばれています。
人への影響・危険性ですが、自然界のものを原材料として使用しているため
もあり、危険性は低いといわれています。