スピルリナ色素
●物質名 スピルリナ色素
●用途名 着色料
スピルリナ色素は青色に着色するために使われる着色料です。
ユレモ科スピルリナの全藻から、水で抽出して作られています。
ユレモ科スピルリナとは、藍藻鋼ユレモ科の食用藍藻類です。
糸状の藻体で螺旋状をしています。またたんぱく質と食物繊維
を多く含んでいます。
主色素はフィコシアニンです。
別名はスピルリナ青色素で、簡略名はスピルリナ青といいます。
人への影響・危険性については、ねずみを使った動物実験において
マウスの体重1s当たり5グラム以上投与するとその半数を死亡させ
るという報告がされています。
また、ねずみに与えるえさの中に1%スピルリナ色素を混ぜ12ヶ月
投与した場合において毒性は認められないという報告もされています。
突然変異性試験、染色体異常試験、DNA修復試験、マウス小核試験
はどれも陰性という結果が上げられ総合的に見ても人への危険性は
低いと思われます。