ブドウ果皮色素
●物質名 ブドウ果皮色素
●用途名 着色料
ブドウ果皮色素は、主に、飲料、ガム、ワイン、ジャム、アイスクリーム
などを赤色または、赤紫色に着色する目的で使われています。
ブドウ科アメリカブドウ、あるいは、ブドウ科ブドウの果皮から、水で抽出
して作られています。
ブドウ科ブドウは蔓性植物です。原産はペルシアやカフカス、また北アフリカ
などと言われています。日本では、中国から輸入され今に至ります。
ブドウは私たちがよく知るように生食だったり、加工されていたりして食べられて
います。
ここで使われるアメリカブドウは北アメリカを原産とする種です。湿った気候でも
よく育ち寒さに強い品種です。
主色素はアントシアニンです。
別名は、エノシアニン、簡略名は、アントシアニン、アントシアニン色素、ブドウ
色素といわれています。
人への影響・危険性ですが、天然の、しかも私たちがよく口にしているブドウを
原材料にしていることもあり、危険性は低いといわれています。