クロロフィル
●物質名 クロロフィル
●用途名 着色料
主に冷菓、粉末食品、めん類、ガム、粉わさび、もち菓子
などを緑色に着色することに使われています。
アカザ科ホウレンソウ、アブラナ科カブ、アブラナ科ダイコン
イラクサ科イラクサ、クロレラ科クロレラ、クワ科クワ、シナ
ノキ科タイワンツナリ、セリ科ニンジン、マメ科クズ、マメ科
ムラサキウマゴヤシ、ムラサキ科コンフリー、ユレモ科スピル
リナその他の植物から、加温エチルアルコール、メチルアルコ
―ル、アセトンで抽出して作られています。
クロロフィルは光合成に不可欠な緑色色素です。肝機能亢進や解
毒作用もあるといわれています。クロロフィル化粧品も今は作ら
れています。
主色素はクロロフィルです。人間血液の血色素であるヘムと化学
構造がほぼ同じで、ポルフィリン骨格を持っています。
簡略名は葉緑素といわれています。
人への影響・危険性ですが、ねずみを使った実験では体重1s当た
り10g以上と急性毒性は極めて低いといえます。また乳酸デヒドロ
ゲナーゼといわれる酵素の働きを高める効果もあります。