カロブ色素
●物質名 カロブ色素
●用途名 着色料
淡い黄色に着色するために使われています。
マメ科イナゴマメの種子の胚芽を粉砕して作られています。
マメ科は双子葉類綱離花弁類バラ目またはマメ目に属する植
物の分類のひとつです。イナゴマメは地中海沿岸地方を原産と
します。水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培し
ます。冬の季節でも2〜3℃を維持して栽培します。また種子
の重さは宝石の1カラットの重さで、宝石の重量の単位として
現在でも用いられています。種子の周りの果肉、種子は食用に
もなります。
別名はカロブジャーム、簡略名はカロブ、フラボノイド、
フラボノイド色素といわれています。
人への影響・危険性ですが、ねずみを使った反復投与試
験では毒性は認められないという報告がなされています。
また、復帰突然変異試験、DNA修復試験、染色体異常
試験の結果はいずれも陰性という報告がなされています。