デュナリエラカロテン
●物質名 デュナリエラカロテン
●用途名 着色料
デュナリエカロテンは黄色に着色、栄養強化の目的で使われている
添加物です。
オオヒゲマワリ科デュナリエラの全藻から、加熱した油脂、または
常温、加熱したヘキサンもしくは、加圧下二酸化炭素で抽出して作ら
れています。
オオヒゲマワリ科デュナリエラとは塩濃度の高い、塩湖に生息してい
ます。カロテノイドを大量に生産するため湖が赤く染まります。
主な生息地としてはアメリカやオーストラリアです。
主成分はカロテノイドです。
別名は藻類カロチン、藻類カロテン、デュナリエラカロチン、ドナリエラ
カロチン、ドナリエラカロテン、抽出カロチン、抽出カロテンといいます。
簡略名は、カロチノイド、カロチノイド色素、カロチン、カロチン色素、
カロテノイド、カロテノイド色素、カロテン、カロテン色素といいます。
人への影響・危険性については、デュナリエラカロテンを使った実験は
報告されていません。主成分がカロチンなので推測するに危険性はさほど
高くはないと思われるが、早急に実験をすべき添加物だといえます。